主催:医療体育研究会 / 共催:群馬県立心臓血管センター 後援:社団法人 全国老人保健施設協会 NPO法人日本健康運動指導士会群馬県支部 会場:群馬県心臓血管センター 総合リハビリ棟 |
<目的> 身体障害者や、認知症などの老人性機能障害をもつ方々に、 楽しく効果的な身体活動の知識を提供し健康・体力づくりが図れ るように、その理論と実践方法を学ぶ。 |
<対象者> @老人保健施設や通所リハビリテーション等の職員 A市町村、その他の施設で、高齢者や障害者の運動指導、健康づくりに携わっている人 |
研修テーマ「運動器の機能向上を目指した運動・スポーツ」 |
「開会式」 |
講義風景「障害者・高齢者のバリアフリースポーツ」 |
<内容>
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「けん玉ポートボール」 |
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「高齢者むけリハビリテーション体育プログラム」 |
「車いすによる歩道横断の方法と改善の考察」 |
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「レッツ!すき焼きクッキング〜ッ!」 |
「歌って、動いて、筋力アップ」 |
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「夏だ・祭りだ・八木節だ」 |
「閉会の挨拶」 |
「閉会式での八木節」 |
第5回 老人保健施設・通所リハ等職員セミナーの参加報告
報告者 齊藤健夫
6月29日(日)の医療体育研究会主催で「第5回 老人保健姿勢・通所リハ等職員セミナー」が群馬県前橋市の群馬県心臓血管センターで開催されました。今 年のテーマは、“運動器の機能向上を目指す運動・スポーツ”です。 当日は、介護・看護職員、保育士、PT、RSなど医療から保育に携わる関係者が30名強参加し、同窓会からも鹿島秀(7期)、齊藤健夫(8期)、五十嵐正 雄(11期)、小林岳雄(13期)、秋山太郎(15期)、内藤舞(15期)の6名が講師、スタッフ、受講といった形式で顔を見せていました。 セミナーは、10時から始まり、午前中に「障害者と運動についての基礎知識」「高齢者・障害者のためのバリアフリースポーツ」の2つの講義が設けられ、障 害者・高齢者を対象にしながら、運動・スポーツを行う上でのポイントから始まり、その工夫。その為に必要な暗黙知の理解など、実践を行う上で必要な知識が 盛り込まれたものでした。午後は6つの演題からなるワークショップが設けられ、踊り、体操、ボールゲーム、用具を用いたトレーニング方法についてなど、様 々な切り口からのプログラムの紹介が行われました。 私は今回、ワークショップの講師兼受講として参加しました。日常業務では、対象者が限定され、思考のフレームが決まってきます。そのような日常から離れ、 講師という立場で、職域背景の相違する方々を触れたことで、新たな気づきを持つことが出来ました。また、会全体がアットホームで和やかな雰囲気であった 為、ゆったりと楽しく時間を共有しながら、私自身の活動をふり返る機会になったのでないかと思います。 |